東京のパラグライダー&ハンググライダークラブ
A級B級技能証の取得と高高度からの初ソロフライトは最初の大きな目標となります。
それまでは各種レッスンの組み合わせで進められます。その日の風と個人の練習ステップで内容が決まり、最も効率の良い練習方法を選びます。
この基礎練習は高高度フライトをするためだけでなく、永く安全にフライトを続ける上で重要な課程です。単に飛ぶだけなら10日間程度の練習でも不可能ではありません、しかし今では従来より遥かに高い質と相当量の内容で15日から20日間ぐらいの日数をかけています。
危惧されるのは、基礎技術が欠如したままソワリングばかりに価値観が偏ることです。テイクオフやランディングへの意識に欠けるパイロットも多く見かけられます。バードネストのメンバーには、基礎技術を身に付けながら完全なるパイロットを目指してもらいます。それが永く安全にフライトを続ける道だからです。
グランドハンドリングの重要性は近年再認識されてきました。その課程を効率良く練習するには安定した海風がベストと考え、海岸のビーチで実施しています。単に離着陸のための練習ではなく、その質と量を高める事で全てのフライトでのスキルアップに効果を発揮します。サーマリングやグライディングにいたるまで、卓越したコントロールの基になるものです。
パラグライダーの立上げ練習と同じ概念から、頭上安定で基本的操作を繰り返し覚え、フライト感覚とコントロールを習得していきます。テイクオフまでのルーティンを段階的に習得し、ランディング技術も含め確実に身に付けていきます。
一連の動きが何も考えずに出来るようにしていきます。Don’t Think, Feel !
約7日間
斜面からの離陸と着陸、ショートフライトの練習で、高高度フライトまでには確実に習得する必要があります。この課程は、相応のグランドハンドリング練習が出来てから入るのが安全で効果的となります。
約7日間
離着陸、ショートからロングフライト、低高度から高高度フライト。あらゆる練習段階を効率的に安全に進められる練習。グランドハンドリングと斜面練習の状況に合わせて取り入れる事でより効率の高い練習も可能となります。特に完全なランディング技術の習得には効果が高く、ベテランパイロットのブラッシュアップにも最適。
約2日間
※オプションプランとなっています。
インストラクターと一緒に高高度フライトを行い、高度感覚・飛行操作・ランディングアプローチを学びます。
タンデム(2人乗り教習)は基本コースの必修では無く、練習生の状況によってオプションとしています。
確実な離着陸、ショートフライトを行い、コントロール感覚を身につけたら、いよいよ高高度からのソロフライトです。初ソロフライトはインストラクターの無線指示を聞きながら行います。その後高高度フライトの練習では、フィギュアエイト(8の字旋回)による指定地着陸を単独で正確に行えるようになるまで練習していきます。次の課程では、エアークラフトパターン(場周)での着陸方法を含む、あらゆる風向、風力によるランディングをマスターしていきます。同じくテイクオフ技術も強風下やサーマルブロウ時でのテイクオフを含む種々のテクニックをマスターしていきます。
安全マージン確保の為、理想的なテイクオフと広大なランディングがある南陽スカイパークで実施しています。
BIRDNESTクラブへ入会してからのご案内になります。
【 A/Bマスターコース 】
年会費(1年間) | 24,000円 |
基本講習料(1日) | 1,000円 |
マンツーマン受講料(1人だけでのスクーリング時のみ) | +2,000円 |
ビーチ講習料(1日 / 交通費含む) | +3,000円 |
斜面講習料(1日) | +3,100円 |
トーイング講習料 | +3,000円 |
タンデム講習料 | +3,000円 |
ホームエリアにおいて確実なテイクオフとランディング(場内へのセーフティーランディング)でのフライトを重ね、旋回操作と修正飛行が確実になれば、ソワリング(上昇気流による滞空)を始めていきます。ソワリングはスカイスポーツの最高の醍醐味の一つで、1回の滞空時間も増えていきます。しかし焦る事はありません、最初の段階はフライト数が重要で、安全確実なフライトが出来ればソワリング習得も加速するからです。
高高度フライトを中心にグラハン等基礎練習も交えながら練習を進め、C級技能証の取得までの目安は、120本フライト、20時間。ログブックに記録いていきます。
(JHF技能証)B級ライセンスを保持されている方が対象となります。
BIRDNESTクラブへ入会してからのご案内になります。
【 C級マスターコース 】B級ライセンス保持者
フライト講習料(1日)
年会費(1年間) | 12,000円 |
+1,000円 | |
マンツーマン受講料(1人だけでのスクーリング時のみ) | +2,000円 |
ビーチ講習料(1日) | +1,000円 |
斜面講習料(1日) | +3,100円 |
トーイング講習料 | +3,000円 |
タンデム講習料 | +3,000円 |
パイロット証を所有の意味は練習生を卒業し自己判断出来るパイロットです。ですから、C級取得してソワリングを含む全ての技術を身につけた後は、経験が大事になってきます。パイロット証の取得までの目安は、250本フライト、60時間。グランドスクール(座学)による必修科目も受講し、種々の判断に必要な実質的な知識を身につけます。(形式的な学科試験が別途あります)パイロット課程以降は、スキルと経験知識に合わせながらクロスカントリー(長距離飛行)や競技という分野へのコースもあります。
(JHF技能証)C級ライセンスを保持されている方が対象となります。
BIRDNESTクラブへ入会してからのご案内になります。
【 P証マスターコース 】C級ライセンス保持者
年会費(1年間) | 12,000円 |
マンツーマン受講料(1人だけでのスクーリング時のみ) | +2,000円 |
斜面講習料(1日) | +2,100円 |
トーイング講習料 | +3,000円 |
タンデム講習料 | +3,000円 |
クロスカントリー証取得の最低必要キャリア目安は、400本フライト、トータルエアータイム100時間(サーマルによる累計獲得高度100,000メートルを含む)。アウト&リターン等を含むトータル10キロ以上のミニクロスカントリー3本のフライト経験が必要となります。
(JHF技能証)P証ライセンスを保持されている方が対象となります。
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